社会人プチ留学のススメ!仕事の合間に1週間~語学留学する方法【メリット、コツ、体験談】

留学をあきらめていませんか?

仕事を辞めなくてもOK

社会人になり、仕事に追われる毎日の中でふと「学生時代に留学してみたかったな…」と思うことはありませんか?

 
学生時代はお金に余裕がなくて留学できなかったけど、働き出してからは少し余裕が出てきたし、たまの休みに海外旅行にいくのが唯一の楽しみ…

そんな方にオススメなのが、最短1週間からお手軽&気軽にできる「プチ語学留学」です。

▶実際にオーストラリア、カナダ、マルタ、イギリスでプチ語学留学をした経験をもとに、

▶プチ留学の方法やメリット・デメリット、仕事とプチ留学の両立を実現するためのコツを伝授します。

プチ語学留学=海外旅行+語学留学体験

留学と言っても事前に準備をバッチリしてのぞむ長期留学とは異なり、最短1週間の「プチ語学留学」は「海外旅行」+「語学留学体験」のイメージ。ビザも留学ビザではなく観光ビザ(またはビザ不要)でOKの国がほとんどです。

現地の語学学校に通いますが、フルタイムクラスではなく半日クラス(午前クラスなど)を選択すれば空き時間で観光を楽むことも可能です。

マルタでプチ語学留学。
バカンスも楽しみたいならマルタはオススメの国。

語学力は必要?

事前の語学力はあるに越したことはありませんが、通常の海外旅行ができる程度であれば問題ありません。

語学学校では、一般的にクラスが5レベルほどに分かれているため、自分のレベルに合ったクラスに配属されることになります。

 
Minnie
私の肌間だと、だいたいTOEIC500〜600点くらいで真ん中レベルのクラスに相当するイメージ。最初のクラス配属テストが筆記重視かスピーキング重視かにもよります(筆記重視だと日本人はレベル高めのクラスに入れられがち)

また移動などが不安であれば、空港送迎といったサービスを事前に申し込んでおくのも一つの手です。

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社会人プチ語学留学のメリット・デメリット

<メリット>

  • 生きた英語の中で学習に集中できる
  • 学生生活を再び味わってリフレッシュ
  • 広い世界に触れられる

<デメリット>

  • 費用、特に航空券が高い
  • プチ留学では思ったほど成果が得られない
  • 連休を取りづらい仕事環境も

メリット

生きた英語の中で学習に集中できる

語学留学の最大のメリットはやはり、「外国語漬け」の日々の中で日本での語学学習とは違った「生きた外国語」を学べること

授業はもちろん、クラスメイトとの観光やホームステイ・学生寮での生活など、すべてが学習につながります。初めて留学する方は初体験の連続で、時にはつらいと感じることもあるかもしれませんが、期間が短いプチ留学なら踏ん張ることができる、という面もあります。

学生生活を再び味わってリフレッシュ

新しい生徒としてクラスに加わり、ドキドキしながら隣の人に話しかけ、仲良くなって放課後に遊びに出かけて…

社会人になって久しく忘れていた学生生活を、再び味わうことができるのも「社会人プチ留学」の楽しみです。

学校やホームステイ先で「学生さん」として扱われたり、美術館で学生証を提示したり、ちょっとしたことで自分が生まれ変わった気分になれます。社会人にとって、プチ留学はまさに「人生のリフレッシュ」なんです。

 
Minnie
個人的にはこの「学生に戻れる」感覚にドはまりしました。

広い世界に触れられる

海外旅行よりも少し踏み込んだ「学生」という形で海外の地と触れ合うことで、日本での単調な生活では想像も及ばなかった広い世界を見ることができます。

また社会の仕組みや世知辛さも知った社会人だからこそ見えてくる日本と世界の違いも実感できるため、自分の人生を見つめ直す機会にもなります。

 
Minnie
語学学校の先生(男性)が子連れで授業をしたときは目からうろこでした。しかも「Minnie、ケイティ(娘)をトイレに連れて行ってあげて!」と頼まれてビックリ!

デメリット

費用、特に航空券が高い

社会人プチ留学は仕事に影響が出にくいスケジュールを組むことが多いため、GWやお盆に行くケースが多く、航空券が高いというデメリットがあります。

 
Minnie
少しでも早く計画を立てて、航空券の安いうちに抑えておくのが吉◎です!

逆にサービス業などで時期をずらしてGWやお盆を取る方や、フリーランスなどでスケジュールに融通の利く方は、航空券が安い時期を狙うことが可能です。

次の休暇の航空券をチェック!

プチ留学では思ったほど成果が得られない

1~2週間から気軽にチャレンジできるプチ留学ですが、その間に語学力を劇的に変化させることは、ハッキリ言って難しいです。

ですが自分のレベルや今後何を勉強すればいいのかが実感できるため、日本に帰ってからのモチベーションアップには確実につながります。

日本に帰って語学力を磨き、またプチ留学してみるのもいいと思います。

 
Minnie
私はフルタイム会社員をしながら数年の間にプチ留学を繰り返し、日本での学習との相乗効果で徐々に語学力を上げていきました。

オンラインで学習、留学で挑戦!

連休を取りづらい仕事環境も

GWやお盆に会社が1週間お休みになる方は、仕事を休まずに1週間のプチ留学をすることも可能です。

しかし帰国後の留学疲れを取るためにも理想的には2週間は確保したいところ。2週間だと現地で土日を挟むことができるので、観光もがっつり楽しめます。

そうすると現実問題として、「連休を取りやすい仕事環境かどうか」がかなり重要になってきます。

仕事で英語を使う機会がある、職場が語学学習を奨励している、という場合は、「語学留学です!」と言うと周りの人にも受け入れてもらいやすいかもしれません。

忙しい社会人がプチ留学するコツを伝授

海外旅行プランのような手軽な留学プランを活用

日本から留学先を決める際、現地の語学学校に直接申し込むことでコストを抑えることができます(もちろん英語で)。

しかし忙しい社会人であれば、留学エージェントや旅行会社の語学留学プランを活用することがオススメです英語に不安があれば、空港送迎などのサービスを事前に申し込むこともできます。

最近は、かなり手頃な価格で手配をしてくれるエージェントも増えていますよ。

留学プランを探す際は、プチ留学可能かどうかの条件を確認します。具体的には、

  • 1~2週間の留学期間が選択できるか
  • 毎週、入校日が設定されているか

を確認します。

 
Minnie
入校日(ほとんどの学校では月曜日)が2週間に1回や月1回の学校だと、希望するスケジュールに合わない場合があります。

半日クラス+観光も満喫がオススメ

プランが決まったら、授業のコースを選択します。

オススメは授業が週15時間程度の半日クラス(午前クラスor午後クラス)。

空き時間で観光も楽しめるので、リフレッシュも兼ねている会社員には一石二鳥です。

 
Minnie
「授業」というものからしばらく離れていた社会人にとって、フルタイムクラスは結構キツイ…なので観光も楽しめる半日クラスがオススメです。

空き時間といっても海外生活の一部ですから、すべてが語学の学習につながりますよ。

 
Minnie
放課後はクラスメイトとカフェや観光に行くことが多かったです。
マルタ語学留学でクラスメイトとピザ屋さんへ

もちろん、ガッツリ授業を受けたいのであればフルタイムコース(週25~35時間程度)も選択できます。

留学明けに仕事復帰しやすい休み方

GWやお盆などの連休にお休みを数日足してプチ留学する場合は、連休期間の後ではなく『前に』有休をくっつけて、週末と連休の間を有給で埋めるのがオススメ。

その理由は、

  • 語学学校の入校日が基本的に月曜日である
  • 連休からの復帰を周りと合わせることで、自然に仕事復帰することができる(周りも連休明けなので、もうあなたが休んでいたことなんて忘れているかも)

からです。

例えば会社員がGWの連休を利用して2週間のプチ留学に行くのであれば、下の図のような有給取得が理想的。

有給取得の例(2022年GWカレンダーを参考にしました)

※有給奨励日とは、会社が有給取得を奨励する日。私の職場ではほとんどの社員が奨励日には有休を取っていました。オフィス勤務に多いスタイルだと思います。

 
Minnie
ちょっと長めの旅行にも使えるワザです!

【体験記】実際にプチ留学してみた!

私はこれまでに、オーストラリアのサンシャインコースト大学、カナダのトロント大学、マルタの語学学校、イギリスの語学学校でプチ語学留学を行いました。いずれも期間は2週間でした。

 
Minnie
4年制大学が語学学校を併設しているケースは結構あります。授業がしっかりしていて施設も充実しているのでオススメです。

プチ語学留学を具体的にイメージしてもらうために、イギリスでの語学留学を一例として紹介します。

ロンドンでのプチ語学留学

Tti School of Englishの外観。
Tti School of English
  • 学校:Tti School of English(TopUp Learning London)
  • 場所:カムデンタウン(ノースロンドン)
  • 期間:2週間
  • コース:一般英語
    • 週15レッスン
    • 午前のみ
  • 宿泊場所:語学学校の提携する学生シェアハウス(1人部屋)

通ったのはロンドンにあるTti School of English(TopUp Learning London)の週15レッスン(午前クラス)の一般英語コース。小ぢんまりとした学校ですが、ヨーロッパの学生が多くて活気がありました。

 
Minnie
無料のコーヒー・紅茶コーナーや屋上テラスもあって、学生たちがワイワイ過ごしていました。

在籍時のクラスの人数は7~8人と少人数で、日本人は私1人だけ。少人数なので一人ひとりの理解度を確認しながら進めてもらえました。わりと社会人が多くて、質問のしやすいアットホームな雰囲気でしたよ。

クラスの様子

クラスメイトのドイツ人とイタリア人の子と仲良くなり、放課後は一緒に大英博物館に行ったりしました。

学校のあるカムデンタウンは若者に人気のエリア。すぐ近くには有名なカムデンマーケットがあり、ロンドンの中心地にも近く(というか中心地と言ってもいい便利なエリア)、滞在中に飽きることはありません。

カムデンタウンの街並み。
カムデンタウンのファンキーな街並み

宿泊場所は、語学学校の提携する学生シェアハウス(パンフレット上は学生寮扱い)の1人部屋。とてもきれいで自炊もしやすく、立地は学校から徒歩20分弱、キングクロス駅のすぐ近くと大変便利でした。

滞在した部屋

授業のない土日には、オックスフォード大学やストーンヘンジにも足をのばすことができましたよ。

オックスフォード大学構内
オックスフォード大学
 
Minnie
滞在を1週間ではなく2週間確保することで、滞在途中の土日に小旅行を楽しむことが可能になります。校内の受付でツアーをあっせんしている学校も多いので、休み時間には要チェック。

まとめ

この記事では、フルタイムで働く社会人向けに、プチ留学の方法やメリット・デメリット、仕事とプチ留学の両立を実現するためのコツを伝授しました。

仕事ばかりの毎日でも、忙しさを理由に留学をあきらめるのはもったいないですよね。時間をうまくやりくりして、社会人のプチ留学にぜひ挑戦してみてください。

 
Minnie
一度きりの人生、やりたいことはできる限りチャレンジしたい!

この記事が皆さんの参考になりましたら幸いです。

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