屋久島で1ヵ月ワーケーションしてみた【宿泊先やワーク環境を紹介!】

屋久島はワーケーションにピッタリの場所

皆さん、屋久島と聞いて何が思い浮かびますか?

屋久島の白谷雲水峡

世界遺産エリアにある縄文杉やもののけ姫の森が有名ですが、海と山に恵まれた屋久島の静かな環境はワーケーションにもぴったりなんです。

アドレスホッパー8年目の旅するフリーランスが、2022年4月~5月に屋久島で1ヵ月ワーケーションしてみた体験を紹介します。
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3つの施設をアドレスホッピングしてみた

今回の1か月のワーケーションでは、

  • ホステル「屋久島シェアホステルみなと(旧屋久島ユースホステル)」(公式HP
  • ホテル「屋久島グリーンホテル」(公式HP
  • コワーキングスペース付きゲストハウス「屋久島サウスビレッジ」(公式HP

の3か所をアドレスホッピング(転々と移動)しました。

屋久島シェアホステルみなと(旧屋久島ユースホステル)

まず福岡発の飛行機で屋久島の東の端っこにある屋久島空港に到着し、オーナーのミッキーさんの送迎で「屋久島シェアホステルみなと」へ。(私が訪れた2022年4月には、まだ「屋久島ユースホステル」という名称の施設でした)

屋久島の北の端っこに位置する「屋久島シェアホステルみなと」は、宮之浦という屋久島の中では比較的便利なエリアに立地しています。鹿児島などからの船が多く到着する宮之浦港もすぐ近く。



今回滞在したお部屋は、こんなかんじの個室。家賃はマンスリープランで1か月55,000円でした(現在は66,000円のようです)ウィークリープランシェアルーム(ドミトリー)もあるみたいなので、滞在スタイルに合わせて選ぶことができます。

屋久島シェアホステルみなとの個室

個室内には畳のスペース+カーペットのスペースがあり、1人で使うには十分すぎるほど広々。パソコン作業のできるデスク座卓個室内冷蔵庫大きなロッカーも備え付けられており、とっても便利でした。ベランダ付きなのでお洗濯を干しやすいのもありがたかったです。

そしてこちらのホステルですごく居心地が良かったのが、宮之浦港を見渡せるリビング

屋久島シェアホステルみなとのリビング

こんなかんじで、海を眺めながらのベストポジションで仕事をすることができます。1日に何度かはフェリーがやって来るので、眺めていると飽きません。

 
Minnie
もちろん仕事もちゃんとしました!

宮之浦はスーパーもいくつかあって便利なエリアですが、少しお散歩すれば雄大な自然を目にすることができます。さすが屋久島…。仕事の合間の気分転換もバッチリです。

仕事以外にも、近所の魚屋さんで購入した屋久島の魚で他の滞在者さん達とお刺身パーティーをしたり、みんなで窓掃除したりもしました。(ユースホステルの精神?なのか、週に1度の全員作業があるとのこと。といっても1時間程度だったので特に大変ではありませんでした)

屋久島グリーンホテル

今回はGWを挟んだ滞在だったので、GW中は知人と合流して「屋久島グリーンホテル」に滞在しました。

「屋久島グリーンホテル」は屋久島の真東の端っこにあり、屋久島の中では比較的にぎやかな安房というエリアに立地します。安房エリアも宮之浦と同じく、安房港という港があります。



今回宿泊したのは、3名まで利用できる洋室。朝食付きで1人1泊1万円程度~のお部屋です。

洋室といっても奥に畳スペースがあったので、飛び石GWの合間にはお部屋で快適に仕事することもできました。

こちらの施設も海のそばにあり、窓からの景色は絶景でした。

 
Minnie
お部屋からきれいな景色を拝むことができました。

屋久島グリーンホテルからの景色。

ちなみに外で遊ぶことも考慮して、夕食なしのプランでした。

ホテルのある安房エリアには飲食店も多数あり、屋久島のトビウオや首折れサバ、ジビエなどが堪能できましたよ。(ただし、GW外の平日ランチタイムは栄えている安房エリアでさえ空いている店が少なかったので、特に徒歩ラーは要注意かも…)

屋久島サウスビレッジ

GW後は、3つ目の滞在先である「屋久島サウスビレッジ」に移動。

「屋久島サウスビレッジ」は屋久島の南の端っこの平内エリアに位置する、ゲストハウス、シェアハウス、食堂、コワーキングスペースなどを備えた複合施設です。



少し不便な立地ですが、でもそれが魅力なんです。

長期滞在者向けのシェアハウスも併設しているのですが、今回は2週間程度なのでゲストハウスに滞在個室の1人利用は1泊5,000円程度で、長期になるほど割引してもらえます。ちなみに男女別の相部屋もあるとのこと。

ウッディでとてもすてきなお部屋は、デスク完備でパソコン作業にもバッチリ。

屋久島サウスビレッジの個室

しかしながら、こちらのデスクで仕事をすることはほとんどありませんでした。なぜなら…

屋久島サウスビレッジのコワーキングスペース

こんな素敵なコワーキングスペースがあるから!

なんとブランコ椅子屋外ツリーデッキまであるんです。ちなみにゲストハウスと同じ棟にあるので、雨の日でも問題なく利用できます。

特に私のお気に入りだった場所は、眺めの良いテラス。森の癒し効果を最大限に生かした特等席!でした。

屋久島サウスビレッジのテラス

そしてこちらの施設の特長は、不便な立地ということもあってかワンコイン食堂(各500円の朝食・夕食)が用意されていること。

 
Minnie
私は自炊することが多かったですが、到着すぐで食料がなかった時などにとても助かりました。

ちなみに私が滞在していた間は、食堂スペースに全国を旅する台湾カフェ「旅する豆花屋 マイペンライ」さんがちょうど来ている時期で、おいしいカオマンガイと豆花をいただくこともできました。

旅する豆花屋さん マイペンライ

「屋久島サウスビレッジ」は屋久島でガッツリ長期滞在するのであれば、ぜひチェックしてみてほしい施設No.1です。

なお私が最初に滞在した「屋久島シェアホステルみなと」のオーナーであるミッキーさんは、こちらの「サウスビレッジのオーナーでもあります。いろんな滞在の相談にも乗ってくれますよ。

もちろんアクティビティも充実

仕事の合間には、トレッキングマリンアクティビティで屋久島の大自然も満喫。屋久島は雨が多いことで有名ですが、旅行よりも長く滞在することでお天気と相談しながらアクティビティの計画が立てられるのもワーケーションの魅力です。

ちなみに今回は1ヵ月の滞在で、

  • 1泊2日のトレッキングツアー(縄文杉と白谷雲水峡)
  • 安房川カヤック&宮之浦川SUP
  • 矢筈山トレッキング
  • 屋久島1周ドライブ

などを楽しむことができましたよ。縄文杉、運動不足の体にはしんどかった~

★屋久島で体験したアクティビティについては、こちらの記事で紹介しています★

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まとめ

今回は、屋久島にあるホステル、ホテル、コワーキングスペース付ゲストハウスで1ヵ月ワーケーションしてみた体験をご紹介しました。

大自然を楽しむ旅行だけでなく、ワーケーションにぴったりな施設も充実している屋久島。ぜひ皆さんも、仕事に遊びに楽しんでみてくださいね!

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。