アドレスホッパーにとって楽しみであり、同時に悩みの種でもあるのが「次、どこに住むか?」という問題。
みなさんは長旅をするとき、どんなところに泊まっていますか?
▶▶アドレスホッパーとして実際に中長期滞在してみた経験をもとに解説します。
ゲストハウス・ホステル
ただしこれは大まかな定義で、個室にキッチン、お風呂、トイレがついているタイプの施設にもたまに出会います。
ゲストハウスに泊まったことがありますか? 皆さんは旅行するとき、どんな施設に泊まりますか?ホテルや旅館ではなく、ゲストハウスに泊まったことはあるでしょうか。 ゲストハウス、どんなところだろう?相部屋なのかな? […]
ゲストハウス・ホステルのメリット
- たくさんの人と知り合える
- 立地が良い場合が多い
- スタッフの方がいる
- 短期滞在がしやすい
旅行者向けの宿泊施設なので、バッグひとつで1泊から気軽に滞在できる環境が整っているのがメリットですね。
大手宿泊予約サイトから予約できるところも最近は多いです(特にAgodaなどの外資系サイトに多い印象)。
ゲストハウス・ホステルのデメリット
- にぎやかすぎることがある
- 一期一会が短すぎる
基本的には暮らしの場ではなく宿泊施設なので、長期滞在だとせわしなく感じることも。
仕事に落ち着いて取り組める場であるか、でなければ近くに仕事のできるカフェやコワーキングスペースがあるか、事前によく確認しておく必要があります。

ゲストハウスやホステルの1泊あたりの宿泊費は、シェアハウスよりも高く、ホテルよりは安いです。
しかしコロナ禍で旅行者(特に外国からの旅行者)が減ったこともあり、最近では1週間単位や1か月単位のお得な長期滞在プランを提供している施設も増えてきました。
★ゲストハウスのメリット・デメリットは下記の記事で詳しく書いています★
皆さんは長旅をする際、どんなところに宿泊していますか? 「半定住型アドレスホッピング」生活を実践している私は、滞在先として主にゲストハウス・ホステルとシェアハウスを利用しています。 ゲストハウスは旅行用で、シェ[…]

シェアハウス
「共有スペース(キッチンやお風呂、トイレなど)+プライベートスペース」から成る賃貸住宅のこと。
プライベートスペースは個室が多いですが、ドミトリーの場合もあります。

海外では以前からオーソドックスだったシェアハウスですが、日本でも最近は数が増えて来たなぁと感じています。アドレスホッパーにとってはありがたい環境になってきましたよね。
印象として、シェアハウスはざっくり2つのカテゴリーがあると思います。1つは農家シェアハウスやコワーキングスペース付きシェアハウスなどのコンセプト型、もう1つはとにかく費用を抑えたいという人向けの節約型です。
アドレスホッパーの方々は生活を豊かにすることに重きを置いてるタイプの人が多いかな?と思うので、ここではコンセプト型のシェアハウスを念頭に、メリット・デメリットを挙げてみたいと思います。
シェアハウスに住んだことがありますか? 皆さんはシェアハウスに住んだことがありますか? シェアハウスにどんな印象をお持ちですか? みんなで共同生活するところ?食事とか掃除とかはどうしてるの? これまでに[…]
シェアハウスのメリット
- 宿泊費が抑えられる
- 住民とじっくり仲良くなれる
- 仕事がしやすい
宿泊施設であるゲストハウスに比べて、暮らしの場であるシェアハウスは基本的に住民の入れ替わりは少なく、固定のメンバーで共同生活をすることになります。居心地のいい場所が見つかったら、1年くらい滞在したりなんかも良いのではないでしょうか。
シェアハウスのデメリット
- 滞在期間や年齢など、条件が設けられている場合がある
- 入居時に敷金や管理費を取られることがある
- 不便な立地にあることも
シェアハウスに関しては、いい場所を見つけることさえできればあまりデメリットは思い浮かびません。しかし、日本でも数が増えてきたといっても選ぶとなるとやはりまだまだ少ないので、希望に合ったところを見つけるのに苦労したりします。
すごくいい感じのシェアハウスを見つけても、「この条件がなぁ~…」と悩ましいことが多々あるのです。
★シェアハウスのメリット・デメリットについても下記の記事で詳しく書いています★
皆さんは長旅をする際、どんなところに宿泊していますか? 「半定住型アドレスホッピング」生活を実践している私は、滞在先として主にゲストハウス・ホステルとシェアハウスを利用しています。 ゲストハウスは旅行用で、シェ[…]

民泊
Airbnbに代表される民泊も、アドレスホッピングの強い味方です。
これまでに北海道、沖縄、マレーシアで各1か月ほど民泊に滞在したことがありますが、一棟貸し施設(マレーシアは高級マンション)だったこともあり、のびのびと生活することができました。
なのでメリット・デメリットもその施設によりけり…といった感じです。(最近はAirbnbサイトがなんでもありのプラットフォーム化している気がしますね…)
ホテル
費用はかかりますが、ホテルに滞在することも可能です。いまはワーケーションプランなどを用意しているホテルも増えましたよね。
各1週間ほどと短いですが、わたしも2度ほどホテルに滞在してノマドワークしたことがあります。防音が比較的確保されていることもあり、仕事はわりと集中できました。
ホテルを使ったアドレスホッパー生活には、サブスク型のホテル宿泊サービスも便利です!

まとめ
ゲストハウスやホステル、シェアハウス、ホテルなどの施設について、アドレスホッパーとして実際に中長期滞在してみた経験をもとに解説しました。
どの施設もメリット・デメリットがあり、個人的にはいろんな滞在形態を臨機応変に組み合わせて転々と移動していくのがアドレスホッピングの醍醐味だと思っています。
私は「暮らすように旅する」というのが理想なので、できるだけ1か所に1か月以上は滞在するようにしています。
アドレスホッパーって? 最近、よく聞くようになった「アドレスホッパー」「アドレスホッピング」というワード。 皆さんはご存知ですか? 「アドレスホッパー」とは、定住せずに様々な土地を転々として生活(アドレスホッピング)する人[…]
旅の予定期間にもよりますが、数か月以上の長期にわたってホッピングする予定で、「半定住型アドレスホッパー」として仕事と遊びや観光などをしっかり両立したいのであれば、半月~1か月以上は1か所に滞在するのがおすすめ。
「こんどはどんな場所に行こうかな」というワクワクと、「どんな場所だろう、どんな人がいるんだろう」というドキドキを、存分に楽しんでいきたいですね。皆さんがすてきな出会いに恵まれることを願っています。