ノマドワーカー、どこでノマドワークする?カフェでの禁止事項って?

ノマドワーク事情

ノマドワーカーにとって、パソコン作業などのノマドワークをする場所の確保は日常の一部であり、必須事項。

みなさんは普段、どのような場所で仕事をしていますか?

どうやってお気に入りの場所を見つけていますか?

 
Minnie
アドレスホッパーの私はといえば、普段は主にカフェやコワーキングスペース、公共スペース・オープンスペース(図書館など)、滞在先の共有スペースや個室で仕事をしています。
ノマドワークができる場所について、実際にさまざまな場所を使ってみた感想を交え、それぞれの場所の特徴そこで作業する際のコツをまとめています。

どこで仕事する?

ノマドワークできる場所としては、主に以下のような場所があります。

  • カフェ
  • コワーキングスペース/シェアオフィス
  • 公共スペース・オープンスペース
  • 滞在先の共有スペース(ワーケーションやアドレスホッパーの場合)
  • 自宅や滞在先の個室(自室)
 
Minnie
ぜひお気に入りのワークスペースを見つけてみてください!

では、ひとつずつ解説していきます。

カフェ

カフェでのノマドワークは、ノマドワークをしたことがない方でも目にする馴染みのある風景だと思います。大手コーヒーチェーン店なんかでよく見かけますよね。私もよく利用します。

カフェで仕事をする際、以下のようなコツや注意点があります。

  • 混雑する時間帯を避ける(特に食事メインのお店)
  • 滞在中は適宜、注文する
  • ノマドワーク歓迎のお店が◎
  • コンセントが使えるかチェック
マレーシアのバーガーキングで。
マレーシアのバーガーキングで。急な仕事にあわただしく対応することも。

カフェで作業する際は混雑する時間帯を避けたり、少ない注文で長居しないようにしたりといった配慮が必要です。

また個人経営などのお店はノマドワークNGだったり、あまり歓迎されないこともあるので、そのあたりの空気を読むことも大切。

 
Minnie
スタバやタリーズといった大手チェーン店で、比較的空いている店舗を探し、カフェ注文→食事注文→カフェ注文のようなかんじで適宜注文しながら利用させてもらうことが多いです。

そしてコンセントが使用させてもらえるかも重要なポイント。最近はノマドワーカー向けに各席にコンセントを配置したスペースを設けているカフェもよく見かけるようになりました。

1つだけぽつん…とあるコンセントはお店向けの設備で勝手に使うことが禁止されている場合もあります。ひとこと店員さんに使ってもよいコンセントか尋ねてみるのが◎

コワーキングスペース/シェアオフィス

コワーキングスペース/シェアオフィスには、以下のような特徴があります。

  • ワークスペースだけでなく、無料ドリンクコーナーや休憩スペース、コピー機などの機器コーナーを併設している
  • 周りが仕事しているので、仕事に身が入りやすい
  • ノマドワーカー仲間ができたり、スキルアップや交流のイベントが開催されたりすることも
  • 月額プランだと入会金や管理費が必要な場合がある

ここ数年ですごく数が増えたコワーキングスペース/シェアオフィス。

パソコン作業をするスペースだけでなく、無料ドリンクコーナーや休憩スペース、コピー機などを併設しているところが多く、ノマドワークの強い味方です。

また当たり前ですが周りの皆さんがお仕事をされているので、こちらもおのずと仕事に身が入ります

尾道のコワーキングスペース、ONOMICHI SHARE。
尾道のコワーキングスペース、ONOMICHI SHARE。

コワーキングスペース/シェアオフィスの利用プランとしては、お得な月額プランと数時間から利用できるドロップインプランを用意しているところが多いです。

月額プランの場合、平日の昼利用のみ、+夜も利用できる、+土日も利用できる、といったスポーツジムのような区分でプラン分けされていることもあります。

なお月額利用だと入会金や管理費が必要な場合が多いです。なのでアドレスホッパーの方など、その土地での滞在が中・短期の予定であれば利用しづらいかもしれません。

 
Minnie
最近ドロップイン利用して居心地よかったのが、広島県の尾道にあるONOMICHI SHAREさん。ドロップインであれば入会金は不要で、尾道水道を眺めながらゆったりと仕事に打ち込めました。

ちなみにONOMICH SHAREさんは、屋外休憩スペースにエクササイズ設備までありました…!

ONOMICH SHAREの屋外スペース
ONOMICH SHAREの屋外スペース。写真奥にエクササイズ設備が!
 
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コメントコワーキングスペースのほかにも、15分単位でホテルスペースをデイユースできるThrees(スリーズ) などのサービスもあります。
 
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ワークスペース難民になりそうな時にありがたい!

公共スペース・オープンスペース

カフェやコワーキングスペース以外に、誰もが利用できるオープンなスペースにもノマドワークできる場所があります。

ノマドワークできる公共スペース、オープンスペースには以下のような場所があります。

  • 図書館
  • 空港などのラウンジ
  • 公園やショッピングモール(最近増えていて驚き!)

図書館

最近は日本でもノマドワーク用のスペースを用意している図書館を見かけるようになりました。

海外では以前から割とよくあり、オーストラリアのメルボルン滞在中は驚くほど豪華なSTATE LIBRARY VICTORIA(ビクトリア州立図書館)で日々ノマドワークしていたことも。

ビクトリア州立図書館。
ビクトリア州立図書館。ボケボケの写真ですみません。
 
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ちなみにこの大ホールは見た目はこの上なく豪華ですが、椅子が古い木製で固くておしりが痛く、長時間の作業は図書館内のモダンな別ホールでやっていました…笑

空港などのラウンジ

飛行機で移動する日に急な仕事が舞い込んだときは、空港のラウンジにあるワークスペースが重宝します。クレジットカードの特典として空港ラウンジの無料利用が付いているものもあるので、クレジットカードを持っている方は要チェックです。

 
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私はアメックスのセゾンゴールドカードで国内空港のラウンジをよく利用します。
青森空港で飛行機の待ち時間にノマドワーク。
青森空港のラウンジで飛行機の待ち時間にノマドワーク。

公園やショッピングモール

最近は公園に専用Wi-Fiが飛んでいたり、イオンの休憩スペースにコンセントがあるノマドスペースを見かけたりもしたので驚きました。さすがにイオンの通路脇はにぎやかすぎて集中はできなさそうですが、急な仕事の対応にはありがたいですね。

滞在先の共有スペース(ワーケーションやアドレスホッパーの場合)

ワーケーションやアドレスホッパーの方であれば、ホテルやゲストハウスといった滞在先の共有スペースでも仕事ができます。

自分の他にもノマドワーカーが滞在しているときは、切磋琢磨して仕事に打ち込む雰囲気に助けられることも。

共有スペースでの作業には、以下のような特徴や注意点があります。

  • 急な仕事や外出できないときにも迅速に対応可
  • コワーキングスペース併設の滞在施設もある
  • 作業できそうなスペースがあるかは宿泊予約前に要チェック

外で仕事をすることを前提にしていると、急な仕事や予想外の出来事(台風で外に出られないなど)に対応しづらいため、ゲストハウスやシェアハウスを探す時は必ずリビングなどで仕事ができるか事前にリサーチするのが◎。

 
Minnie
よくある体験談として、予約するときの写真でリビングが広々して見えても実際はこぢんまりとしていて長居しづらい、というのもあります…ボソッ

★さまざまな滞在先の特徴については、下記の記事もぜひご覧ください★

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あと数は少ないですが、コワーキングスペースを併設しているゲストハウスやシェアハウスもあります。

屋久島に1か月滞在した時は、サウスビレッジというゲストハウス(シェアハウスも有)のコワーキングスペースでとても快適に仕事をさせてもらいました。ちなみに宿泊者は無料で利用できました。

屋久島サウスビレッジのコワーキングスペース。
屋久島サウスビレッジのコワーキングスペース。2階にはブランコが。

★屋久島でのノマドワークについては、以下の記事で詳しく紹介しています★

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自宅や滞在先の個室(自室)

自宅は、実はノマドワーカーにとって一番よく使う仕事場所かもしれませんね。

ワーケーションやアドレスホッパーの方も、滞在先のプライベートスペース(個室など)にデスクがある場合は、そこで仕事することも可能です。

自宅や自室で作業するメリットには、以下が挙げられます。

  • 夜や早朝の急ぎ作業・メールチェックがしやすい
  • ひとりで籠って仕事したいときにも ◎
  • セキュリティの高い仕事にも対応可

夜や早朝にメールだけチェックするときや、ひとりで籠って仕事したいときにも、自宅や自室ならノートパソコンを開きやすいですよね。

また、仕事によってはセキュリティ面の関係で、オープンな場所では作業できない内容があることも。そういった場合は、個室に作業スペースがあることがマストです。

 
Minnie
シェアハウスやゲストハウスの長期滞在であれば、オーナーさんや管理人さんに相談すると余っているデスクを貸してくれることもありました。
 
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外出先でセキュリティの高い仕事が舞い込んだら、15分単位でホテルスペースをデイユースできるThrees(スリーズ) などのサービスも便利です。

まとめ

今回はノマドワークができる場所について、それぞれの場所の特徴そこで作業する際のコツをまとめてみました。

場所を変えることは気分転換にもなるし、いろんなノマドスペースをうまく渡り歩いて充実したノマドライフを送りたいですね。


アドレスホッピングをしていると、ワークスペースは単に仕事をした場所ではなく、仕事の合間にあそこでランチしたなぁとか、こんな景色を眺めながら作業したなぁなど、旅の思い出の一部として心に残っています。

アドレスホッパーにとってノマドワークの時間は、言ってみれば仕事の時間であり旅人の時間でもあるのです。

 
Minnie
そんな充実したワークタイムを過ごせていることにあらためて感謝!

皆さんがよいワークスペースで快適なノマドライフを送れますように!

ちなみに…

ノートパソコンは個人的に「アドレスホッピングにはLenovoのThinkpadが最強」という結論に達し、今は2台目を使っています。

その理由は、何と言っても「堅牢さ」と「コスパのよさ」。「堅牢さ」は、移動の多いアドレスホッパーには重要な性能ですよね。

 
Minnie

過去にいろいろ使って(&壊して)きましたが、ThinkPadは移動の多いアドレスホッパー生活にも長い間耐えてくれています。

 
Minnie
Lenovoは見た目があまりスタイリッシュではないので、海外で盗まれづらいという利点もあります‥‥ボソッ
ノマドワークアイテム一式
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